一つ一つの作品を鑑賞する池坊専好さん(右から2人目)=佐賀市兵庫北のゆめタウン佐賀

華道の変遷を時代ごとに復元した作品を鑑賞する池坊専好さん(右から2人目)と池坊美佳さん(右)=佐賀市兵庫北のゆめタウン佐賀

室町時代に始まった生け花の復元「三具足の花」

個性の光る作品が並ぶ花展=佐賀市兵庫北のゆめタウン佐賀

個性の光る作品が並ぶ花展=佐賀市兵庫北のゆめタウン佐賀

 華道家元・池坊佐賀県連合支部(原恭子支部長)の創立100周年記念花展が21日、佐賀市兵庫北のゆめタウン佐賀で始まった。華道の変遷を伝える作品や、季節の花材を用いた作品など約300点が並び、買い物客らを楽しませている。24日まで。

 県内6支部による作品が会場を彩る。原支部長の「三具足(みつぐそく)の花」は、室町時代に始まった生け花を復元し、亀鶴をあしらったろうそく台と香炉を、花と一緒に飾り付けた。松や黄色の花をつけたサンシュユ、ナデシコなどを生け、厳かな雰囲気を醸し出す。

 桃や桜など一足早い春を感じさせる作品や、現代的な趣向を凝らした生け花も展示している。訪れた神埼市の増田和子さん(82)は「花の種類も生け方もたくさんあり、華やかな気分になる」と話した。

 開会式では、原支部長が「先人から受け継がれてきた池坊の歴史を継いでいく花展。花に向き合ってもらえれば」とあいさつした。池坊次期家元の池坊専好せんこうさんと池坊青年部代表の池坊美佳さんも出席し、作品一つ一つを見て回った。100周年を記念した祝賀会もあった。

 花展は期間中、伝統的な作法で生ける「礼式生け」の披露や、5人組華道男子グループ「IKENOBOYS」のデモンストレーションもある。

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