小松市長(右)に受賞を報告する武内町親林会の平原実会長=武雄市役所

 小学生に森林教室を開いている武雄市の「武内町親林会」(平原実会長、20人)が、林野庁の「間伐・間伐材利用コンクール」で間伐推進中央協議会会長賞を受賞した。森の役割を学び、間伐作業も見学して関心を高めてもらう取り組みが評価された。

 親林会は武内町の山林所有者の有志らで1993年に結成した。数年前の総会で森林荒廃が話題になり、「改善するためには子どもの頃から森に関心を持ってもらうことが大切」と、教室を開くことを決めた。

 教室は2018年1月に武内小の5年生対象に初開催。学校で森林の役割や「なぜ間伐が必要なのか」を学び、実際に市内の森林で間伐作業を見学した。丸太切りや木工製品を作る体験企画もある。教室を知った他校からも開催希望が相次ぎ、昨年は7校で実施した。

 21日に平原会長が小松政・武雄市長に受賞を報告。「子どもたちは、尺取り虫みたいな高性能の機械が枝を落として木を切っていく様子を面白がり、楽しそうに丸太を切っている」と教室の様子を伝えた。教室を見学したことがある小松市長は「子どもたちは五感で森林の大切さを感じている様子だった。これからも森の大切さを伝えて」と受賞を喜んだ。

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