福岡市での感染者確認を受け、県内の検査状況などの報告があった佐賀県の対策本部準備会議=佐賀県庁

 新型コロナウイルスの感染者が福岡市で確認されたことを受け、佐賀県は20日夕、新型コロナウイルス感染症対策本部準備会議を開いた。これまでに県内で「疑い例」として検査した7人全員が陰性だったことを報告、今後の対応についても確認した。

 会議で、小林万里子副知事は「佐賀に限らず、全国どこで(感染者が)発生しても不思議ではない状況。冷静に受け止めながら、慎重に準備を進めていかなければいけない」と述べた。県健康増進課は、18日以降に感染の疑いがある7人から検体を採取し、検査結果が陰性だったと示した。

 また、野田広医療統括監が福岡市で感染が確認されたことを前提に「今後は相談が増加し、検査に至る例も増える可能性がある」とし、保健福祉事務所や医療機関と連携して適切な対応の徹底を呼び掛けた。

 同課によると、県内五つの保健福祉事務所に設置する「帰国者・接触者相談センター」への相談件数は5日から19日までに61件あり、このうち、厚生労働省が症例定義を広げた17日以降に29件の相談があったとしている。

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