杉山嘉隆(よしりゅう)さん

 日本民謡協会から功労章を受けた「佐賀竹聖会」会主の杉山嘉隆(よしりゅう)=本名・隆(たかし)=さん(83)

 多久市北多久町に伝わる民謡「岸川節」の普及に長年努める。耳だけで受け継がれてきた歌に曲を付け、1995年に岸川節の全国大会を創設。25回目の昨年は、県内外から老若男女約160人が出場した。

 佐賀郡富士町(現佐賀市)出身。30歳の頃に仕事で多久市に移り住んだ。「この町のことをもっと好きになろう」と民謡を習い始め、82年に自らの教室を立ち上げた。

 全国大会で入賞する教え子たちを育て、5年前には地域の協力を得て岸川節の歌碑も建った。「私も感心するほど多くの人が岸川節を歌い、全国に広めてくれた」と周囲に感謝し、「私という人間を認めてもらって本当にうれしい」と喜ぶ。多久市北多久町。

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