水産エコラベルができた背景や役割について話す講師の山内愛子上席主任=佐賀市のホテルニューオータニ佐賀

 環境への負荷を低減する社会を目指すセミナーが18日、佐賀市のホテルニューオータニ佐賀で開かれた。県内の消費者団体などから約80人が参加し、普段の買い物で商品に貼ってある「エコラベル」を意識するなど、暮らしの中でできる環境保護の取り組みを学んだ。

 県と県「ストップ温暖化」県民運動推進会議主催。持続する豊かな海の実現を目指す企業シーフードレガシー(東京都)の山内愛子上席主任が講師を務めた。エコラベルは、環境保全に役立つことが認定された商品に付けるマークで、日本では「エコマーク」とも呼ばれている。

 山内さんは、世界的に違法な漁業の漁獲高が正規の漁業を上回っている現状を指摘し、「過剰漁獲で、まだ生まれていない世代の魚を食べている」と資源維持が危機的な状況にあることを説明した。エコラベルの役割やできた経緯を説明する一方で、本当に各ラベルが環境に配慮しているのか、内容を把握するよう求め「知識を持って買い物をしてほしい」と訴えた。

 このほか「家庭ごみを減らすために私たちにできること」と題して、ごみの減量に関するセミナーも開かれた。

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