地域の安全・安心のため、日々活動している消防団。県内20市町で活躍する若手団員に、入団のきっかけややりがいなどをお聞きします。今回は吉野ヶ里町消防団南部第1分団第1部部長の益田哲矢さん(38)です。

消防団は空気のように絶対必要な存在

南部第1分団第1部部長 益田哲矢さん

 

 社会人になった2006年、近所の団員(現分団長)から声を掛けられて入団しました。それまで消防団との関わりはなかったのですが、他の市町の職場仲間も入団していたので、入ることを決めました。

 当時は若くて、朝まで飲んだりして日曜日早朝の活動に出るのがきつい時があったりして、出席率はよくありませんでした。そんな気持ちが変わったのが、8年前、馬簾(ばれん)回しのメンバーに選ばれて出初め式に出場してからです。

1月12日に開催された吉野ヶ里町消防団出初め式=吉野ヶ里町三田川中央公園多目的広場

 休みの日にメンバーで2カ月近く毎週練習しました。みんなの心が一つになって、本番でやり遂げたときの達成感と仲間との連帯感は格別で、歓喜しました。「今後はなるだけ協力しなければ」という責任感が生まれ、積極的に活動に参加するようになりました。そのうちに班長になり、2年前から部長をさせてもらっています。

 災害対策で重要なのは「自助」「共助」「公助」と言われます。消防団はまさしく「共助」の組織。地域を守る消防団が衰退すれば、「共助」の根底が崩れます。日頃は目立たないかもしれませんが、消防団は空気のように絶対必要な存在。仕事も趣味も多様化しているなか、一人ひとりの少しの貢献と協力が消防団には助かりますので、地域の若い人たちにはぜひ入団してほしいと思っています。
 

 

先輩からメッセージ

南部第1分団分団長 中島正博さん

 

 家が近くで、責任感と信用がある若者ということを知っていたので、入団の勧誘をしました。経験を積むとともに期待通りに成長してくれて、2年前からは部長をしてもらっています。団員の仕事の都合などをよく把握していて、訓練や催しなどの活動がある時は、事前に声をかけて団員を集めてくれます。よく気がつき、リーダーとして適任で、第1部を上手に運営してくれていますね。将来は消防団本部の幹部になってほしいと期待しています。

 

このエントリーをはてなブックマークに追加