地域の安全・安心のため、日々活動している消防団。県内20市町で活躍する若手団員に、入団のきっかけややりがいなどをお聞きします。今回は多久市消防団北多久分団本部の南里伸さん(26)です。

「困っている人を助けたい」の思い強く

北多久分団本部 南里伸さん

 

 職場の先輩に勧められ、2016年に入団しました。消防団は地域の頼りになる存在ということを知っていましたし、市役所職員として地域の役に立ちたいとの思いもありました。

 火災では3~4回出動して消火を経験しました。初めてホースを握って放水した時には、水圧で後ずさりしそうになりましたが、後ろにいた先輩のサポートで落ち着いて消火できました。まだポンプの機械操作の経験が少ないので、今後は操作をマスターしたいですね。

多久市消防団訓練大会で行進をする北多久分団本部の団員=2018年、多久市陸上競技場

 これまでで印象に残っているのは昨年8月の豪雨での出動です。車庫で待機していた時に、「住宅に水が流れ込んでいる」との連絡を受け、土のうを載せて現場に向かいました。水の勢いが強く崩れていた箇所があったので、土のうを積んで修復しました。唐津市との境では土砂崩れが起こり、道が片側しか使えなかったので車の誘導をしました。豪雨災害での出動は初めてだったので緊張しました。

 消防団活動を4年間経験して、「困っている人を助けたい」という思いが強くなり、「地域の安全・安心を守るために活動することは大切」とより感じるようになりました。地域を守る若い仲間がもっと増えてほしいので、同級生たちには消防団の役割や大切さ、やりがいを機会があるごとに話しています。

先輩からメッセージ

北多久分団分団長 中島俊弘さん

 

 消防団活動に積極的に参加してくれて、団員の信頼は厚いですね。地域の祭りにも進んで顔を出し、楽しそうにしています。若くて笑顔が好印象なので、分団でも地域でもかわいがってもらっています。夏季訓練ではポンプ操法がありますが、今年は操法技術をマスターして選手としてぜひ参加してもらいたいと思っています。これからは若い団員の手本となるよう頑張ってほしいし、中心団員として引っ張ってくれることを期待しています。

このエントリーをはてなブックマークに追加