地域の安全・安心のため、日々活動している消防団。県内20市町で活躍する若手団員に、入団のきっかけややりがいなどをお聞きします。今回は佐賀市消防団久保田支団第1分団第11部の木村耕輔さん(29)です。

父とともに二人三脚で活動

久保田支団第1分団第11部 木村耕輔さん

 

 勧誘されて昨年4月に入団しました。子どもが生まれたのを機に3年ほど前に実家へ戻り、声が掛かったら入ろうと思っていました。長年団員として活動してきた父の姿を見ていて、「地域の安全・安心を守っている」と頼もしく感じていました。今は親子2人、二人三脚で活動しています。

 まだ1年目ですので、1年間は活動を見て学ぶ段階です。2年目からはポンプ操法などを覚えていくことになります。これまで活動経験は少ないのですが、昨年の夏季訓練に参加したのが印象に残っています。一糸乱れず機敏に行進をする先輩たちに圧倒されました。これからは自分も、と思いました。

水防訓練で土のう設置をする団員=2019年、久保田町の福所江川堤防

 第11部が管轄するJR久保田駅周辺には、住宅が立ち並んでおり、大きな工場もあります。民家などから出火した場合、大規模な火災に発展する可能性があります。まだ一人前の団員ではありませんが、「しっかり消火訓練をしていかねば」と身の引き締まる思いです。

 消防団は、住民の皆さんが安心して暮らすために地域になくてはならない存在です。だから、若い人たちにはぜひ消防団に入ってほしいと思います。幅広い年齢層、さまざまな職業の人たちとお付き合いでき、地域のことをより知ることができます。あらためて地域のことを考えるよいきっかけになります。

 

先輩からメッセージ

久保田支団第1分団分団長 中尾和之さん

 

 久保田町も住宅地ができて新しい住民が増え、その分、若手団員を集めるのに苦労しています。そんな中、木村君はお父さんも団員なので、快く入団してもらいました。きっとお父さんの背中を見てくれていたのでしょう。入団1年目で分からないことが多いでしょうが、一生懸命に取り組んでいるので、やがて消防団の面白さが分かり、長く続けてくれると思っています。将来は幹部として部や分団を引っ張ってくれることを期待します。

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