濃厚接触の例(共同)

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴って、感染者と「濃厚接触」した人への感染も懸念されている。濃厚接触者には、家族や車などに長時間一緒に乗った人のほか、職場の同僚らも含まれる可能性がある。

 国立感染症研究所感染症疫学センターは、感染が疑われる人の濃厚接触者として、同居者や車内なども含めて長時間の接触があった人▷適切な防護なしに診察、看護、介護をしていた人▷体液などの汚染物質に直接触れた人-を示す。その他として、手で触れることや対面での会話が可能な距離(目安として2メートル)で予防策なしに接触があった人も挙げている。

 ウイルスは、せきやくしゃみなどの際に口から出る飛沫(ひまつ)を通じて感染する場合などがある。感染症に詳しい青木洋介佐賀大学医学部教授は「濃厚接触者の感染のリスクは、感染の疑いのある人との距離や接触の時間の長さに比例する。家庭などのほか、職場でも限られた空間で一定時間一緒にいると濃厚接触に含まれる場合もある」と話す。

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