旧大島邸で展示する「御殿雛」

旧大島邸に展示する「寛永雛」

旧唐津銀行に展示される小林嶺子さんの紙塑人形

 江戸時代から伝わるひな人形を展示する「唐津のひいな遊び」が22日から、唐津市北城内の埋門ノ館など市内5会場で始まる。「唐津の江戸をさがそう」をテーマに唐津の歴史と文化を表す多種多彩な、おひなさまたちが趣ある会場で楽しめる。期間中は「ひなまつり着物道中(29日)」をはじめ、関連イベントも数多く盛り上がる。3月8日まで。

 埋門ノ館では、小笠原藩家老の所有であったと伝えられる江戸後期のおひなさまを展示。旧大島邸(南城内)には大島家が所蔵した全国でも数少ない「寛永雛(びな)」や「享保雛」など江戸から明治までの貴重な品々を並べるほか、1858(安政5)年に作られ、当時の色合いを鮮やかに残す高さ130センチ、幅180センチの「御殿雛」も展示する。

 旧唐津銀行(本町)では浜玉町の創作人形作家、小林嶺子さんの紙塑(しそ)人形と糸島市のギャラリー「押し花館四季」オーナー、牧園和香子さんの押し花の合同作品展を開催し、唐津焼のおひなさまも花を添える。

 古代の森会館(鏡)は明治、大正期のおひなさまをはじめ、多彩な展示が楽しめる。鯨組主中尾家屋敷(呼子町)では、八朔雛に飾られた“おきあげ”など昔懐かしいひな人形を飾る。

 また、演奏会や呈茶など会場ごとにイベントも用意する。旧大島邸は入館料(一般100円、小中学生50円)が必要。「ひいな遊び」の問い合わせは古代の森会館内の実行委事務局、電話0955(77)0510。

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