佐賀大学校内=佐賀市

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、佐賀大学は17日、感染した受験生らに対する一般入試の特例措置を発表した。教育、経済、理工、農の4学部と芸術地域デザイン学部芸術地域デザイン学科地域デザインコースは個別試験を実施せず、大学入試センター試験の成績などを総合的に判断して合否を決定する。

 文部科学省から感染した受験生に配慮するよう通知があり、同大は進学の機会を確保する観点から特例措置を設けた。25日からの前期日程と3月12日からの後期日程のいずれにも適用される。試験に面接が含まれる医学部と実技が行われる芸術地域デザイン学部芸術地域デザイン学科芸術表現コースでは実施しない。

 対象は、新型コロナウイルス感染症の確定診断を受けた受験生か、その疑いが極めて高い受験生となる。新型インフルエンザが流行した2009年度実施の一般入試では追試の特例措置を設けたが、同大入試課は「現段階で治療薬がなく、発症後にどの程度の期間で感染性が消失するかが不明である」などとして今回は追試の実施を見送った。

 一般入試の志願者数は5196人(前期2220人、後期2976人)となっている。受験生が試験時間中にマスクを着用するのは可能で、今回は試験監督者も着用する。

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