新型コロナウィルス感染症に関する佐賀県の庁内連絡会議=県庁

 新型コロナウィルスの感染拡大について政府が「国内発生の早期」と位置づけたことを受け、佐賀県は17日、庁内の連絡会議を開いた。県内では同日まで疑い例を含め、感染者は確認されていない一方、5日までに県内で感染の有無を判断する検査体制が整ったことが報告された。

 検査体制は県衛生薬業センター(佐賀市)に整備。感染の疑いがある場合、医療機関で検体を採取し、各保健福祉事務所がセンターに搬送する。検査には約6時間程度かかり、1日最大32件対応できる。

 県は5日に感染の疑いがある人を専門的に診察する「帰国者・接触者外来」を県内5医療機関に設置。県内の佐賀中部、鳥栖、唐津、伊万里、杵藤の5保健福祉事務所には相談センターも設け、5~14日までに27件の相談が寄せられたが、17日までに専門外来への受診者はいないという。

 政府は感染の国内拡大を阻止するため、中国・湖北省と浙江省に滞在していた外国人の入国を拒否している。県空港課によると、佐賀空港には現在も上海便が週2往復しているが、17日までに入国を拒否された旅行者はいないという。

 県健康増進課は「感染の疑いがある場合、まずは相談センターに連絡してほしい」と呼び掛ける。

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