6年ぶりの単独公演に向けて練習を重ねるMODOKIのメンバー=佐賀市東与賀町の農村環境改善センター

6年ぶりの単独公演に向けて練習を重ねるMODOKIのメンバー=佐賀市東与賀町の農村環境改善センター

 県内で活動する混声合唱団MODOKI(福原志織団長)が、6年ぶり3度目の単独公演を開く。水の循環に人の輪廻(りんね)を重ねる「水のいのち」など昭和の混声合唱組曲4曲で、人間の本質に迫る歌声を届ける。

 同合唱団創立メンバーの指揮者・山本啓之(ひろゆき)さん(50)=香川県在住、同県合唱連盟理事=が「全てメインディッシュ」と胸を張る選曲は、1964年から84年に作られた4曲。伴奏は全国的に活躍するピアニストの平林知子さん(大阪府)が担う。前半は「水のいのち」と夭逝(ようせい)の詩人・矢沢宰(おさむ)作詞の「光る砂漠」で人の普遍性を歌い上げる。後半は前衛的な歌詞が印象的な「幼年連祷(れんとう)」と、妖しい魅力に満ちた「まぼろしの薔薇(ばら)」で人の深層心理を見つめる。

 同合唱団は1991年、佐賀大学混声合唱団コーロカンフォーラのOBと現役団員を中心に結成。現在は全国各地に住む約80人の団員が月に1度は集まり、練習を重ねる。全国大会で9回金賞を受賞、2007年に佐賀県文化団体協議会芸術文化賞を受けた。

 事務局長の名子友幸さん(48)=鳥栖市=は「昭和に生まれた名曲ばかり。曲の素晴らしさを伝えたい」と話す。

 ▼3月8日午後2時から、佐賀市文化会館大ホール。全席自由で一般2000円、大学生1000円、高校生以下500円。問い合わせは永池さん、電話080(7980)4798まで。

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