建設業界の働き方改革について考えるセミナー=佐賀市文化会館大会議室

建設業界の働き方改革について、業務の見える化を呼び掛けるキャリアコンサルタントの田辺直子さん=佐賀市文化会館大会議室

 建設業界の働き方改革を考えるセミナーがこのほど、佐賀市で開かれた。京都サンダーのキャリアコンサルタント田辺直子さんが働き方改革に向けた取り組みと人材の育成・確保をテーマに講演、業務内容や所要時間を洗い出し、業務の見える化を進めるよう促した。

 田辺さんは働き方改革が進んだ背景の一つに「学生の企業選びなど、企業の評価に大きく影響するようになった」と説明した。建設業について「天候に左右されたり、同じ現場がなかったりと働き方改革が難しいと言われる」と考慮しつつ、働き方改革は義務として「労働環境や制度の整備を進めていかないといけない」と指摘した。その上で「業務の見える化が重要」と強調し、難易度や専門性などで仕分け、現場でしかできない作業と現場でなくてもできる作業とに振り分けることを提案した。

 セミナーは、県が建設業者の経営力強化や担い手育成などを支援する「建設業基盤強化支援事業」の一環。建設業経営者ら約60人が参加した。

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