子どもたちの視点や考えのまとめ方などについて意見を交わす審査員=佐賀新聞社

 小学6年生が冬休みに興味のある新聞記事について感想や考えをまとめる自由学習「チャレンジ3days(デイズ)」(佐賀新聞販売店会・佐賀新聞社主催)の最終審査が17日、佐賀市の佐賀新聞社で開かれた。最優秀賞に東島有姫(ゆき)さん(東与賀)、下村鼓太朗さん(大浦)、小森美初(みう)さん(千代田西部)の3人が選ばれた。

 「チャレンジ-」は、新聞を通して子どもたちに社会の動きに目を向けてもらう取り組み。冬休み中に気になった記事を切り抜き、感想や考えを専用のワークシートに書き込み、保護者がコメントする。本年度は県内114校から5120人が応募し、2次審査を通過した36点から各賞を選んだ。

 「県がん患者大会」を取り上げた東島さんは祖母をがんで亡くした経験を織り交ぜ、大切な命への思いや生きていることへの感謝の気持ちをつづった。下村さんは町立太良病院、九州新幹線長崎ルートなど地域の医療や交通の課題を独自の視点で考察。小森さんはJR佐賀駅コンコースに設置されたピアノのニュースについて「人と人の交流が増え、仲が深まる」と期待を寄せる。

 審査した佐賀大附属教育実践総合センターの中村尚志准教授(52)は「自分の経験に引き寄せて記事を読み、共感した上で考えや見方を広げている作品もあった。子どもたちの成長を感じる」と講評。陣内剛県学校教育課指導主幹(55)は「テレビやネットで話題となるニュース以外も取り上げ、新聞を隅々まで読もうという意欲が見える」と評価した。

 他の受賞者は次の通り(敬称略)。

 ▽優秀賞 小宮那奈(鬼塚)吉岡優里香(西与賀)一番ヶ瀬堯(伊万里)阿部舞花(鳥栖)本山菜々美(西川登)副島伊織(日新)牟田美咲(西川副)丸野千晶(鍋島)橋本侑奈(嬉野)津上七奈子(牧島)▽審査員特別賞 井上安奈(納所)園田瑠奈(朝日)

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