親元で暮らせない子どもたちの現状や支援を語る会が、21日午後6時から、佐賀市高木瀬町の県教育会館で開かれる。2歳から18歳まで唐津市の児童養護施設「慈光園」で育った元プロボクサー・緒方勇希さんらが登壇し、地域でできる支援やつながりの持ち方を考える。

 緒方さんのほか、施設を巣立つ子どもの自立を支援するNPOブリッジフォースマイル(佐賀市)の福島めぐみさん、県中央児童相談所の児童福祉司坂本健さん、基山町の児童養護施設「洗心寮」の古川三十里さん、食品の宅配から家庭を見守り支援につなげるNPOフローレンス(東京都)の今井峻介さんが話す。

 児童相談所で子育て家庭の援助や虐待対応をする坂本さんが、助けを求める力の重要さや一人親家庭の孤立を語り、古川さんは施設退所後のケアや里親制度の普及に関する取り組みを報告する。それぞれが現場の思いや課題を語り、行政と民間の連携のほか地域や教育現場でできる支援を話し合う。

 主催する県教職員組合の井手美保子委員長は「まずは現状を理解して、誰も孤立しないようにつながり、関わっていく方策を考えたい」と語る。問い合わせは同組合、電話0952(31)7161。

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