グランプリに輝いた櫻井孝さんの作品

 佐賀県唐津市出身の建築家、辰野金吾(1854~1919年)に関連ある全国の建築物をテーマにした「ツイッターによる辰野建築フォトコン」が開かれた。グランプリに輝いた長野県安曇野市の会社員、櫻井孝さんが撮影した東京駅の作品をはじめ、入賞作など25点を同市本町の旧唐津銀行(辰野金吾記念館)で3月まで展示している。

 コンテストは唐津赤レンガの会(田中勝会長)が主催。昨年は辰野の没後100年でもあり、SNS(会員制交流サイト)で辰野の魅力を発信しようと企画した。昨秋から募集を始め、全国から67点の投稿があった。1次選考を通過した25点を同銀行に掲示。11月下旬から12月上旬まで、来館者の投票で競った。

 櫻井さんは夜の東京駅丸の内駅舎を正面から撮影。「夜の駅がすてき」「きれいで心引かれる」などの評価を得た。櫻井さんは「この写真を通し、辰野という偉大な建築家を多くの人に知ってもらえれば」と話す。

 入賞作品には旧唐津銀行や武雄温泉楼門を写した一枚も。同会は「『東京駅設計が辰野だと知った』『唐津に来たい』というツイートもあった。来年以降もコンテストを続けたい」と話している。

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