総合3位になった唐津・玄海。アンカー堀田悠介(左)をねぎらう小西政徳監督(中央)=佐賀新聞社前

 勇退を決めた監督への最高のはなむけになった。前日に日間2位でゴールし、地元を湧かせた唐津・玄海は、最終日も耐え抜いて総合3位。小西政徳監督は「(2日間でつくった)差を死守してくれた。御の字、御の字」と選手に感謝した。

 小西監督は選手時代、「小さな大エース」として、第27回大会で東松浦郡(現唐津・玄海)の初優勝に貢献。第30回大会では最終区に驚異の9人抜きを果たし、2度目の頂点に導いた。監督となってからは育成に尽力した。

 監督で臨むのは最後と決めていた今大会。アンカーを託したのは同じ玄海町出身でベテランの堀田悠介(溝田農材)だった。「小西さんに恩返しを」。堀田はその一心で走り、4位との差を守り抜いた。

 レース後、堀田から赤いたすきを両手で手渡された監督は感極まり、声を震わせながら選手たちをねぎらった。「コーチ兼選手として、小西さんの後釜になれるように走り、指導する」と堀田。感謝の気持ちを込めて、監督を三度胴上げした。

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