悪天候となった最終日前半スタート区間を制した三養基郡の吉山侑佑=24区

 トップランナーがそろった最終日スタート24区(14・4キロ)を制したのは三養基郡の吉山侑佑。所属する戸上電機製作所の先輩や高校時代のライバルを抑え、「負けたくないという思いが強かった」と終盤の好走に胸を張った。

 冷たい雨が降る中、序盤は「寒さで体が動かなかった」と先頭集団の後方で自重。体が温まってきた9キロ地点で集団から抜けだすと、追いすがる杵島郡の平駿介(順天堂大)や小城市の溝田槙悟(戸上電機製作所)らを振り切り、区間賞に輝いた。

 練習で100メートル走50本のメニューを取り入れ、スピードと持久力の強化に取り組む。「気が遠くなるほどきつい」と苦笑いするが、「足の回転が意識できるようになった」と手応えも口にする。9キロ地点からラストスパートまでのテンポのいい走りは練習の成果だった。

 初日2区(12・1キロ)でも3位と好走したが、「途中でタイムが落ち、力を出し切れなかった」と反省を忘れない。悔しさとうれしさを経験した吉山は「来年は区間賞を二つ取ってMVPに輝き、三養基郡の最高順位獲得に貢献したい」と誓った。

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