佐賀大学本庄キャンパス近くに店を構える「池田屋」。1925年から受け継がれてきた看板メニューのちゃんぽんと程よい甘辛さが特徴のカレーを求め、サラリーマンや学生、家族連れなど幅広い年代が足を運ぶ。

 店の原点は名物ちゃんぽんの店として親しまれた「中村食堂」。この食堂の常連だった池田信宏さん(62)が伝統の味を継承し、1990年に開店した。2016年3月に佐賀大前交差点の北側に移転し、現在は息子の遊さん(32)が店長を務めている。

 「ちゃんぽんカレーセット」は一風変わった組み合わせに思えるが、遊さんは「和風だしであっさりとしているちゃんぽんだからこそ相性がいい」と話す。

 ちゃんぽんは8時間かけて昆布のうまみを十分引き出し、数種の削り節を加えてつくる和風だしと、炒めた野菜から出る甘みのバランスが抜群。カレーは国産のタマネギ、ニンジン(主に佐賀県産)をペースト状にし、数種類のスパイスを配合。約5時間煮込むことで、野菜の甘みとスパイスの辛さが引き立つ。

 16~24日にさいたま市で開かれる「大九州展」ではちゃんぽんに佐賀牛を乗せたメニューを限定で提供する。遊さんは「伝統を大事にしながら、新しいことにも挑戦していきたい」と意気込む。

▷佐賀市赤松町241-39

▷営業時間 11~15時(14時45分オーダーストップ)、18~21時(20時半オーダーストップ)

▷月曜定休(祝日の場合は昼の部のみ営業)

▷電話 0952(22)7508

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