「文化資源と地方創生」の演題で講演した小林副知事=唐津市の大手口センタービル

「文化資源と地方創生」の演題で講演した小林副知事=唐津市の大手口センタービル

 文化庁出身の小林万里子県副知事を招いた講演会が12日、唐津市南城内の大手口センタービルで開かれた。「文化資源と地方創生~唐津くんちを活かして」をテーマに、唐津の豊かな文化遺産の活用などについて語った。

 昨年のくんちを見学した小林副知事は「感動した」と言い、東京・国立博物館の年間入場者数が約200万人なのを挙げ、「くんちは3日間だけで50万人が訪れる。すごいこと」と話した。

 唐津にはバラエティーに富んだ1級品の文化財があり、歴史と文化が豊かな証拠だと述べ、「どういう文化財かを発信し、皆に価値を分かってもらうこともやりがいがある」と提案した。

 また、欧米人は文化財だけでなく自然も好きで、幅広くその土地を楽しむという話も紹介。「唐津は豊かな自然の中で歴史が楽しめる。チャンスがある」と述べた。唐津は人口減でも素晴らしい潜在力、資源があり、「民間、行政が一緒に磨き上げると素晴らしい。県も支援できたら」と語った。

 講演後、小林副知事は北城内の西ノ門館で唐津くんち13番曳山(やま)「鯱(しゃち)」の保存修復も視察した。

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