子ども議会に参加した義務教育学校3校の6年生たち=多久市議会議場

 多久市の児童が議員を模擬(もぎ)体験する「子ども議会」が2日、市議会議場で開かれました。オンラインゲームの利用を制限(せいげん)する架空(かくう)の条例(じょうれい)案を議題に、義務(ぎむ)教育(きょういく)学校3校の6年生8人が質疑(しつぎ)や討論(とうろん)で考えを述(の)べ、政策(せいさく)決定に至(いた)るまでの過程(かてい)を学びました。
 議会活動や市政(しせい)に関心を持ってもらおうと市議会が昨年に続いて開催(かいさい)。市執行(しっこう)部も協力し、横尾(よこお)俊彦(としひこ)市長ら4人が質疑に応(おう)じました。
 架空の条例案は、市内の児童生徒を対象に夜間のゲーム利用を制限。違反(いはん)した場合は、30日間の漢字や英単語の書き取り、ボランティア活動を義務付ける内容(ないよう)になっています。
 児童たちは議案質疑で、分からないことや疑問(ぎもん)に思うことを指摘(してき)しました。討論では賛成(さんせい)、反対の立場から「昼夜逆転(ぎゃくてん)の生活を見直し、学力の向上にもつながる」「罰則(ばっそく)が重く、不登校になる恐(おそ)れがある」などと主張(しゅちょう)しました。
 東原庠舎西渓(とうげんしょうしゃせいけい)校の江打(えうち)かおるさんは「周りの意見に頼らずに、自分の考えをどう伝えるかを考えるきっかけになった」と話した。同中央校の井上(いのうえ)真那(まな)さんは「自分と意見が違う人と議論することは少なかったので、いい経験ができた」と振り返りました。

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