昭和自動車の路線バス再編について議論した県地域公共交通活性化協議会=佐賀市の県自治会館

 昭和自動車(唐津市)の路線バス見直しに関して、佐賀県や市町でつくる「県地域公共交通活性化協議会」は14日、再編計画を承認した。再編対象の26路線のうち、23路線は他の事業者がマイクロバスやジャンボタクシーなどの代替交通を4月1日から運行する予定で、事業者などが国土交通省に書類を近く提出し、最終決定される。

 昭和自動車は2018年10月に運転手の不足などを理由に佐賀、多久、神埼、武雄、小城の五つの市での路線バスを見直す方針を表明していた。

 県自治会館(佐賀市)で開かれた会合では、県の担当者が各自治体で決定した交通代替策を報告。二つの自治体にまたがる路線について議論され、反対意見は出ずに承認した。

 代替交通に移行する23路線以外では、小城市と佐賀市を結ぶ「北部バイパス線」がJRなどで代替できるとして廃止。残る2路線は昭和自動車が運行を継続、「富士支所前~辻の堂」はこれまで通りだが、多久武雄線が一部をジャンボタクシーに変更する。

 昭和自動車の乗合事業部の黒田正直部長は「長い間の支援を感謝している。今回構築された交通手段が持続可能となることを願っている」とあいさつした。

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