佐賀県は14日、優れた提案をした地方空港に羽田空港路線を配分する国土交通省の政策コンテストに、提案書を提出した。現在は1日5往復している羽田便の6往復化を目指す。

 コンテストは2回目。2013年の初回も佐賀県は応募したが、山形、鳥取、石見(島根)に敗れ、枠獲得を逃した。今回は増便枠が3枠から5枠に拡大、増便の対象は今年10月25日から23年3月25日までの3年間。▽地域全体の活性化につながるか▽増便に向けた課題が整理されているか▽訪日外国人旅行客を地方に呼び込むための具体的な施策が考えられているか―などを評価する。

 県空港課によると、路線を運行する全日空(ANA)と共同で応募した。県は昨年7月に午後10時以降も利用できるよう条例改正しており、深夜帯の需要取り込みができることもアピールするとみられる。

 佐賀空港の羽田便は、1998年の開港時に2往復でスタートし、2005年10月から3往復、08年11月に4往復、14年7月から5往復に増便された。18年度の利用者数は48万1230人、搭乗率は75・0%といずれも過去最高。19年度は4~12月に36万744人が利用、搭乗率は73・1%。

 空港課は「羽田空港は混雑空港で発着枠が取りづらい状況にある。コンテストの機会を生かし、増便を求める地域の声に応えたい」と話す。

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