「災害による製造業者の油等流出防止対策研究会」の会合が14日、佐賀市で開かれた。大学教授や企業関係者ら7人が、リスク対策の考え方などについて意見を交わした。意見を踏まえて報告書案を作り、3月19日の次回会合で議論する。

 会合は2回目。県の担当者は企業のリスク対策に関し、「容器が流れないように回りを囲う」「保管場所のかさ上げ」「油吸着マットなどの常備」「側溝の清掃」など実例を挙げた。その上で、敷地内の流水経路の把握や、企業間での情報共有といった対策を提案した。

 委員からは、企業ごとに条件が異なるため、危険度をひと目で把握できるように、基準のチェックリストの作成を求める声が上がった。「経験の継承が大事」として、被災しなかった企業への注意喚起を促す意見もあった。研究会は、昨年8月末の豪雨で鉄工所から油が流れ出たことを受けて11月に発足した。

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