「今年は少しずつ本調子で稼働し、お客様を笑顔にしたい」と語る山田さん=佐賀市本庄町のアイグラッチェ

 佐賀市内では特に中心街が広く冠水した昨年8月の佐賀豪雨ですが、やや離れた場所にも浸水被害を受けた店があります。本庄町の理容店「アイグラッチェ」は理容いすなど多くの機材が水没し、リフォームも行って被災約3カ月後に営業を再開。機材を新たに全てそろえるには12月中旬までかかりました。
 店内は床上浸水約45㌢。約4日間かけて店内の泥水を取り除き、水がしみこみ異臭を放つ壁板や床の張り替えには約3週間かかりました。そのほか、理容いすは使用不能になり、新しい物が届くまでは代用のいすを借りるなどして営業しました。
 またオーナーの山田知恵子さん(58)は大雨当日、ふたの取れたマンホールに気付かず、足を滑らして膝を強打しました。病院に通院しながら店の片付けを行い「機材だけでなく店内全てをリフォームしないといけないと思うと、心が折れそうだった」と振り返ります。
 女性向けの理容店で、ブライダル向けのシェービングなども提供しています。山田さんは生まれ変わった店内を見渡し「大好きなこの場所で営業を再開できてうれしい。お客様からの『待っているよ』の言葉が支えでした」と笑顔で話しました。
 電話0952(22)5057。

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