「やり続けることが大事」と成功のこつを語ったキハラの松本幸治さん=佐賀市の金泉中

 海外で活躍する人材を育てる講演会が7日、佐賀市久保泉町の金泉中で開かれた。有田焼を世界に発信する陶磁器商社キハラ(有田町)のブランドマネージャーを務める松本幸治さん(45)が「趣味でも勉強でも、やり続けることが大切」と呼び掛け、1、2年の約100人が聞き入った。

 松本さんは20年前、初めて参加した国際展示会で競争の激しさを実感し、有田焼の伝統や技術を表す商品の開発に着手した。伝統を現代的にデザインした器は、国内では売れたが海外では伸び悩んだという。しかしシンガポールのデザイナーと協力し、有田焼の特色を生かした同国の土産物を販売したところ、ヒット商品になった。

 松本さんは「光が見えるまで13年かかった」として「成功するまでやり続けたことが、今につながっている」と力を込めた。聴講した2年生の美山和真さんは「成功した人の貴重な話を聞けた。夢ができたら、諦めずに続けたい」と笑顔を見せていた。

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