佐賀城下ひなまつりが開幕し、佐賀錦で着飾ったひな人形が並ぶ会場=佐賀市松原の旧福田家(撮影・鶴澤弘樹)

 「第20回佐賀城下ひなまつり」が11日、佐賀市中心街で開幕した。佐賀藩の伝統的な文様「鍋島小紋」をあしらったひな人形など約5千体が並び、家族連れが一足早い春の訪れを満喫した。3月22日まで。

 柳町の旧古賀家では「鍋島小紋のひなまつり」と題し、佐賀市の人形作家・福岡伊佐美さんとその生徒が制作した約200体を展示している。ゴマの殻の断面を図案化した鍋島小紋をまとっている。

 今回は東京オリンピックにちなみ「五色の夢」をテーマに掲げ、水引で作った五輪マークや数千本の水引を展示に取り入れた。ひな人形の上品な色使いを引き立たせている。

 家族4人で訪れ、ひな人形や道具にくぎ付けになっていた佐賀市の高取なつきちゃん(6)は「家でも今日飾ってきた。違う顔の人形がたくさんあってきれい」と笑顔を見せた。長崎県諫早市から来た女性(68)は「どれもすてきで欲しいと思うぐらい。見応えがあって楽しい」と話した。

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