寸劇で認知症の人との接し方を学ぶ児童たち=伊万里市の黒川小

 伊万里市の黒川小(長谷川晃三郎校長)の3~5年生64人が6日、認知症についての出前授業を受けた。当事者の家族や支援者による講話を通し、地域で共に暮らしていくための接し方を学んだ。

 同市地域包括支援センターの川内晶子さんが認知症の症状について「物忘れが進むだけでなく、人柄が変わることもある」などと説明。認知症を治す薬はないが、家族や周りの接し方次第で症状を軽くすることはできるとし、「認知症の人の不安な気持ちを感じて、優しい言葉を掛けてあげたり、助けてあげることが大切です」と呼び掛けた。

 また、認知症の人と接する際には、「驚かせない」「急がせない」「自尊心を傷つけない」の三つの「ない」を心掛け、さりげなく手助けしてほしいと求めた。

 出前授業は「伊万里地区認知症の人とその家族の会 ひまわり会」が学校側に呼び掛けて行われた。5年生の牟田恋菜(ここな)さんは「身近な人が認知症になっても、認知症の人に出会っても、優しく接することができるようになりたい」と話した。

このエントリーをはてなブックマークに追加