女子57キロ級決勝で平林霞(手前)を破り、東京五輪日本代表に決まった浜田真由=岐阜県羽島市

 テコンドーの東京五輪日本代表最終選考会は9日、岐阜県羽島市で行われ、女子57キロ級は2015年世界選手権覇者の濱田真由(26)=佐賀市、ミキハウス=が優勝し、3大会連続の代表に決まった。佐賀県関係では、セーリング男子470級の岡田奎樹=唐津西高出身=に続いて2人目の東京五輪代表となる。

 濱田は身長174センチ。小学1年から競技を始め、2011年から7年連続で全日本選手権の同階級を制した。12年には18歳でロンドン五輪に初出場して5位となり、15年にロシアで開かれた世界選手権では日本勢で初めて優勝。16年のリオデジャネイロ五輪にも日本代表として出場した。

 長年痛みを抱えていた股関節を昨年2月に手術。約2カ月の入院を経て、今大会が本格的な復帰戦だった。

 順当に勝ち上がって迎えた決勝では、序盤から主導権を握り、終盤にもポイントを重ねて粘る相手を突き放した。けがを乗り越えて3度目の代表切符をつかんだ濱田は「昔と同じようにはいかない。新しいものを積み重ねていく」と東京五輪へ意欲を見せた。

 男子68キロ級に出場した兄の濱田康弘(27)=佐賀市、ベンチャーバンクホールディングス=は決勝で惜しくも敗れ、代表権獲得とはならなかった。(草野杏実)

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