唐津市議会(定数30)で定数見直しの動きが出ている。10日には議会制度検討委員会(水上勝義委員長)を開き、2021年2月5日に任期満了を迎える市議選の定数を議論した。最大会派の志政会が「2減」を訴えるなど、削減と現状維持の両論が出されたが、結論は持ち越された。

 前回17年の市議選後から協議を続けており、改選を1年後に控えて各会派が考えを示した。志政会が「2減」、展望会は「5減」、新生会は「2以上減」を主張した。一方、保守第2会派の清風会、公明、共産、社民は現状維持を訴えた。

 「定数を減らさなければ前回、前々回は無投票になっていた」(志政会)との主張に対し、「意欲のある人に広く門戸を」(公明)、「人口の多いところが出やすくならないか」(清風会)との意見もあった。唐津市と人口や産業構造が似通った全国20自治体の議員定数の平均が27・43人であるため「2減以上」(新生会)との声も上がった。

 多数決の動きもあったが、「なるべく全員合意の上で」との意見から、月内に再び検討委を開く。まとまれば議会運営委員会に報告し、議運が3月議会に定数変更の条例案を提出する。

 唐津市は05年に8市町村で合併、06年には七山村が加わった。06年時点は定数46で、09年に34、13年に32、17年に30と、選挙ごとに減っている。

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