佐賀県内最大の労働団体・連合佐賀(井手雅彦会長、26産別、182組合)は8日、佐賀市で臨時地方委員会を開き、春闘のベースアップ(ベア)を「2%程度」を基準とすることを決めた。正社員と非正規労働者の不合理な待遇格差を認めない「同一労働同一賃金」の法規定が4月に施行されるため、非正規労働者の労働条件の点検や是正に取り組む方針もまとめた。

 定期昇給相当分を含め計4%程度、月例賃金の引き上げを目指す。中小企業は大企業との賃金格差を縮めるため、総額で1万500円以上を目安とした。

 非正規労働者については、時給1100円以上での企業内最低賃金協定の締結を目指し、昇給ルールの導入に取り組むことも盛り込んだ。全労働組合で非正規雇用者の労働条件を点検し、待遇差がある場合は是正を求める。非正規労働者や未組織の子会社・関連会社の組合立ち上げにも積極的に取り組む。

 井手会長は「6年間続いた賃上げの流れを止めてはいけない。企業規模や雇用形態、性別に関わりなく、一人一人の価値に見合った処遇の実現に向けて運動しよう」と呼び掛けた。

このエントリーをはてなブックマークに追加