子どもたちに投球を指導する藪恵壹さん=有田町の赤坂球場

子どもたちに投球を指導する藪恵壹さん=有田町の赤坂球場

 3年前に野球部が休部した有田町の有田中校区で、中学生を対象にした社会体育の軟式野球クラブが発足した。野球を続けたい子どもたちの受け皿にと地元の少年野球チームの関係者などが立ち上げた。4月の練習開始に向け、準備を進めている。

 近年は生徒の減少で教諭の数も減ったことに伴い、休部に追い込まれる部活動が増加している。有田中は現在の3年生の入学時には野球部が休部となっており、部員を募集していなかった。

 地元の少年野球チームのコーチで、新しいクラブで監督を務める三河豪さん(39)は、「少年野球チームで活躍した選手の中には、野球を続けるため、校区外に進学したり、引っ越ししたりしたケースもあった。他の部活動に入部した生徒もいる」と現状を語る。

 発足した「有田軟式野球クラブ」(仮称)は、有田中校区の中学生が対象。地元軟式野球連盟の有志や少年野球のコーチらが指導に当たり、平日の放課後や土日など週4、5日の練習を行う方向という。

 投手として阪神や米大リーグで活躍した藪恵壹(けいいち)さんが趣旨に賛同し、1月26日にはプロ野球OBや現役の社会人選手らが駆け付け、創立記念の野球教室を開催。地元の野球少年ら約90人が指導を受けた。三河さんは「これから野球を始めたい子どもたちも大歓迎」とメンバーを募っている。問い合わせは三河さん、電話090(5931)9180。

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