食品サンプルの魅力を伝えるプレゼンテーションをする加藤りんさん=佐賀市の佐賀大本庄キャンパス

参加者同士で意見交換などをしたパネル討議=佐賀市の佐賀大本庄キャンパス

 創造的な活動や研究などに取り組む高校生のプレゼンテーションイベント「CHEM(ケム)佐賀」が9日、佐賀市の佐賀大学本庄キャンパスで開かれた。9組が発表し、活動での視点や工夫を共有した。

 致遠館高2年の加藤りんさんは、「高校生ICT利活用プレゼンテーション大会」の個人部門で最優秀を受賞した発表を再現し、食品サンプルの魅力を伝えた。「一番おいしい瞬間をリアルサイズで伝え、言語の壁も超える」と紹介し、店の外に並ぶ食品サンプルの写真をスクリーンに映し出して「これがあることで、メニュー表を見なくても待ち時間を楽しく過ごすことができる」と説明した。

 第66回NHK杯全国放送コンテストの朗読部門で優勝した佐賀清和高3年の才川陽妃(はるひ)さんは、この大会で読み上げた作家の石牟礼道子さんの「から藷を抱く」を朗読した。場面を分かりやすく伝えるために表情を変えるなど工夫を凝らし、「原稿をただ読むだけでなく言葉への関心を持ち、考えて使う」と強調した。

 バレエダンサーとして2019年ユース・アメリカ・グランプリの日本予選ジュニア部門で3位に入賞したバークスアシュリー粋(つゆ)さんも特別ゲストとして登壇し、4月にニューヨークで開かれる本選への抱負を述べた。

 イベントは9回目で、「2019さが総文」の実行委員会の報告や、参加者によるパネル討議もあった。

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