J2大宮との練習試合で、サイドから中央に切り込んで好機を演出したMF湯澤(右)

 J2京都からサガン鳥栖に加入したMF湯澤洋介(29)は、プロ8年目にして初めてJ1の舞台に挑む。一瞬で加速するドリブルで相手陣内に切り込んでいく。

 栃木県出身で167センチ60キロ。駒沢大を卒業後、2013年にJ2栃木でプロデビューを果たし、その後はJ2の水戸と京都でプレー。J2通算で182試合に出場し、8得点を挙げた。

 前線寄りのサイドの位置が主戦場だが、鳥栖ではインサイドハーフでもプレーしている。「(これまでと)求められることが違う。頭の中を整理して臨みたい」と複数ポジションへの挑戦に意欲を見せる。

 練習ではすでにJ1の洗礼を浴び、仲間から厳しい声が飛ぶこともある。「球際も強いし、自分はまだまだ足りていないと感じている。勉強し続けたい」。チーム内では中堅の年齢だが、学ぶ気持ちを忘れるつもりはない。

 加入会見では「一日でも早くチームになじみ、力になれるように頑張る」と力を込めた。寛大な心の持ち主で、沖縄キャンプでは同部屋だった19歳のFW石井快征のやんちゃな振る舞いにも余裕で対応。後輩たちにとっては親しみやすい存在になっている。

 「早くチームになじむ」という目標はすでにクリアした。二つ目の「チームの力になる」という目標を達成するため、まずJ1の壁を乗り越えていく。

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