米国で絵を描くことの楽しさや大変さを話す画家の池田学さん=佐賀市の致遠館中・高

 米国のマディソン市を拠点に創作活動をしている多久市出身の画家・池田学さんが5日、佐賀市の致遠館中・高で講演した。これまでアーティストとして歩んできた経験を語り、「シンプルな好奇心を持って、何事にもチャレンジして」とエールを送った。

 進路を考えるきっかけにしようと、中高生840人が聴講した。池田さんは東京芸大時代、全国各地のギャラリーにはがきを送り、あるオーナーの目に留まったことがきっかけで欧州のグループ展に参加したことを紹介。「一歩踏み出したら、思ってもみないことが起きる」と挑戦する大切さを訴えた。

 また、米国での生活に触れ「英語がうまくしゃべれなくても、コミュニケーションを取ることが大事。さまざまな人たちが自分の絵を見て、感動してくれたことに充実感がある」と話した。

 講演を聞いた高校2年の村岡直哉さんは「将来、イベントなどを企画する仕事をしたい。そのためにも、いろんなことに参加して知見を広げたい」と話した。

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