小路庵では、陶ひなコンテストの歴代最優秀作品などを一堂に展示=有田町上幸平

香蘭社が絵付けした世界最大の座りびなの二段飾りに見入る来場者=有田町幸平の有田館

小路庵では、陶ひなコンテストの歴代最優秀作品などを一堂に展示=有田町上幸平

小路庵では、陶ひなコンテストの歴代最優秀作品などを一堂に展示=有田町上幸平

 「第16回有田雛(ひいな)のやきものまつり」が8日、有田町一帯で開幕した。有田焼の町ならではの陶磁器のひな人形や、商家などに伝わるひな段飾りを各所に展示。陶磁器店ではひな祭りにちなんだ人形や器も販売され、焼き物ファンらが華やかな雰囲気を楽しんでいる。3月22日まで。

 有田館には名窯のひな人形が並ぶ。磁器製では世界最大の座りびなを配した2段飾りは、香蘭社による絵付け。色絵に金彩を施した「金襴手(きんらんで)」が優美なたたずまいを演出している。柿右衛門窯や、有田町と姉妹都市を結ぶ独マイセンの製陶所製のひな人形も楽しめる。

 世界最大の磁器製座りびなは七段飾りもあり、しん窯が絵付けした人形をアリタセラ(有田焼卸団地)で見学できる。古民家の小路(しゅうじ)庵では、陶ひなコンテストの歴代最優秀作品など15組をそろえている。

 長崎県大村市から夫婦で訪れた原口由美さん(60)は、有田焼が抽選で当たるスタンプラリーを楽しみながら散策。「有田焼が好きで普段も使っているので、人形にも親しみを感じる」と話していた。

 期間中は各飲食店でのひいなランチ提供やレンタル着物で散策するプランのほか、日時限定のガイド付き周遊バスや、牛車による町並み見物などさまざまな催しでもてなす。

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