中国の連雲港市に送るマスク1万枚を入れた段ボールを積み込む佐賀市職員=兵庫北のほほえみ館

 新型コロナウイルスによる肺炎拡大で、中国で物資が不足していることを受け、佐賀市は7日、友好都市の連雲港市にマスク1万枚を送ることを決めた。マスクを詰めた段ボール5箱を7日、備蓄してるほほえみ館(兵庫北)から市役所に運んだ。近く発送する。

 連雲港市側から4日、「マスクを調達できるルートを紹介して」と電子メールで打診を受けた。佐賀市は、日本のメーカーなどの動向を伝える方針を示した上で、市民の感染症対策で備蓄していた約10万枚の一部を無償で提供することを申し出た。

 両市は徐福を縁に1998年から交流している。2018年には友好都市20周年記念で首長や市民らが相互訪問した。昨年8月の豪雨災害では、佐賀市の担当者にお見舞いのメールが届いていた。

 国際交流室の石井利浩室長は「400万人を超える大都市でありながら、購入先を日本に尋ねなければいけないほど深刻な状況なのだろう」と推測し、「少しでも力になれればと話す。

 佐賀県も友好交流地域の遼寧省と貴州省に6日、マスク3万枚を送った。1月31日にも両省に計9千枚のマスクを送っている。

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