自身の作品の器と韓国茶でもてなす張さん(右から2人目)=有田町のギャラリーペクパソン

登り窯で焼いた茶わんの作陶展を開いている張さん=有田町のギャラリーペクパソン

 韓国の密陽(ミリャン)焼作家、張基德(チャン・キトッ)さん(56)の作陶展が佐賀県有田町岩谷川内のギャラリーペクパソンで開かれている。「春のアリラン」をテーマに、登り窯で焼成した茶わん約30点を展示販売している。11日まで。

 張さんは釜山と大邱(テグ)の中間に位置する密陽市の〓峰(チョンボン、〓は青の月が円)窯の三代目で、東亜大学校の非常勤教授。粉青沙器などの伝統技術を受け継いでおり、韓国や日本の茶道具を中心に制作している。

 鉱物と焼成具合で複数の淡い玉模様が浮かぶ逸品や、美しい刷毛目の作品が並ぶ。「両国は焼き物を通じて長い歴史と関係がある。茶道を愛する人たちに使ってほしい」と話している。

 8、11日の午前11時と午後2時から、韓服で正装した張さんが自身の茶わんを用いて韓国茶などでもてなす。茶券千円。

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