石村花恋さん「憂鬱」(日本画)

「202020展」を開催した、佐賀北高芸術科1期生のメンバー=佐賀市の高伝寺前村岡屋ギャラリー

 佐賀北高芸術科1期生の卒業生たちによる作品展。美術部に所属していたメンバーで、大学などで制作を続ける県内外の17人が作品を持ち寄った。それぞれの分野で専門性を高めるメンバーたちの力作を並べる。

 タイトルの「202020」は、20歳で迎えた2020年の意味。作品は新作と、大学の課題作品や趣味で制作したものを展示している。絵画を中心に写真やデザイン作品が並ぶ。作家名を書いたカードには、展覧会への思いをメッセージで添えた。

 大分県立芸術文化短期大2年の石村花恋さんの「憂鬱」(日本画)は、両手で花を持って立つ女性を描いた。色を重ねた複雑な色彩の構成と、正面から目をそらした不安げな視線が印象に残る。

 九州産業大2年の中尾瀬奈さんのデザイン「驚」(アクリル画)は、漢字の形を生かした作品。驚いて口を開けた表情をデザイン化したユニークな作品。

 展覧会のタイトルにちなみ、20×20センチの小品を出し合ったコーナーもある。

 福岡デザイン専門学校1年の嘉村夏(なつ)光(み)さんは「20歳の今しか作れない作品。卒業生が今どんなことをしているかを見てほしい」と話している。


 ▼「202020展」は佐賀市の高伝寺前村岡屋ギャラリー=0952(24)5556=で、9日まで。

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