2月6日は「海苔(のり)の日」。佐賀県有明海漁協と新うまい佐賀のりつくり運動推進本部が、県内全ての小学校と特別支援学校176校の児童生徒約4万8千人に板のりをプレゼントするなど、各地で県特産ののりが子どもたちに贈られた。

 701年に定められた法律「大宝律令」にのりが租税として収められていることが記されており、施行日にちなんで記念日となっている。

■「食べて大きく」小城市内園児

 ○…県有明海漁協芦刈支所の青年部(22人)は、有明海で採れたのりを小城市内の園児にプレゼントした。のりの消費拡大を目的に毎年続けており、全17園約1600人分を贈った。

 芦刈保健福祉センター・ひまわりで5日に贈呈式があり、中野智文部長(40)ら4人が、各園から集まった子どもたちに手渡した。園児を代表して、あしかりこども園の年長児33人が声をそろえ、「おいしい佐賀のりを食べて、元気に大きくなります」とお礼を述べた。

 贈ったのは今季の秋芽のりで、中野部長は「安心して食べてもらえるのりを丹精込めて作っている。園や家庭で味わってほしい」と話した。

■「がばいうまか」大町ひじり学園

 ○…大町町の小中一貫校「大町ひじり学園」であった贈呈式では、県有明海漁協の德永重昭組合長が「のりの生産量は佐賀が一番。今は生産の真っただ中で、日本一を目指して約780人が頑張っています」と説明。6年生の山下さきほさんが「おいしいのりが自分が住んでいる所でできているなんて幸せ。みんなでおいしくいただきます」とお礼を述べた。

 子どもたちは教室の黒板に「佐賀のり最高」「がばいうまか」などと大書して德永組合長らを招き、一緒に給食を食べた。「のりは週に何回ぐらい食べるの」「お餅を包んでもおいしい」と話しながら、秋芽の初摘みのりをおいしそうに頬張っていた。

■「大変ありがたい」太良町

 ○…太良町の県有明海漁協たら支所青年部は町役場を訪れ、保育園や小中学校など計1280袋分を贈呈した。7日の給食で配られる。

 食育の地域貢献の取り組みは今年で12回目を迎えた。たら支所では今季、海況不良で初回の入札に出品が間に合わなかったが、徐々にのりの色が改善した。陣竹啓介部長(40)は「味は抜群。今年は特においしくできている。健康に育ってもらうため、子どもたちにはたくさん食べてもらいたい」と話した。

 永淵孝幸町長は「生産者の思いがこもっていると思う。本当にありがたい」とお礼を述べた。

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