ボードを使い、予算編成について意見を交わす生徒=佐賀市の弘学館中

 国の財政を学び、自分の考えを持ってもらおうと3日、佐賀市金立町の弘学館中(楢﨑浩史校長)で特別授業「財政教育プログラム」が開かれた。生徒は予算編成について白熱した議論を交わし、国の未来に必要な施策を考えた。

 財務省福岡財務支局佐賀財務事務所と同校が連携した取り組みで、3年生131人が参加した。生徒は財政の仕組みの講義を受けた後、現在の国の予算額を例に「医療」「公共事業」など項目別に予算を組み、どんな日本にしたいかをグループで話し合った。

 「オリンピックを控え、災害も多く発生しているから公共事業費を多くしよう」「医療の進化にお金をつぎ込むべき」など意見を交わした。講師を務めた同事務所の矢野健太郎財務事務官(23)は「足りない財源はどう確保する」などと問い掛け、「もうすぐ選挙に行く立場になる。得た知識でしっかりと自分の意見を持ってほしい」と結んだ。

 特別授業は2016年から始まり、県内の私立中では初めて開いた。

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