「簗掛け」を設置する玉島川しろうおの会メンバーたち=唐津市浜玉町の玉島川

「簗掛け」を設置する玉島川しろうおの会メンバー=唐津市浜玉町の玉島川

 唐津市浜玉町の玉島川で6日、春を告げるシロウオ漁の「簗掛(やなか)け」が行われた。「玉島川しろうおの会」(中村静雄代表)のメンバー7人が、冷たい水の中に入って、伝統の仕掛けを手際よく設置していた。

 シロウオ(体長3~5センチ)は川の水温が上がると、産卵のため遡上(そじょう)を始める。漁はこの習性を利用し、2月中旬から本格化し、4月25日まで続く。昨年は250キロの漁獲量があり、今季は300キロを見込んでいる。

 同会のメンバー7人が玉島川下流黒田橋の上流約200メートルの場所に設置した。竹とすだれを組み合わせた高さ1メートル、長さ3メートルの板状の仕掛けを「ハの字」の形にして、くいにくくりつけて固定。狭まった部分にシロウオが入る受け籠を置いた。今季、簗は計8カ所に設置する。中村代表は「豊漁に期待したい」と話した。

 取れたシロウオは同町の川魚料理専門店「飴源(あめげん)」で躍り食いや天ぷらなどで味わえ、販売もする(価格は取れ高。昨年は150グラム1600円)。

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