「仕事と自己表現の両立を目指したい」と語る管理者の西村史彦さん=佐賀市鬼丸町のジーニアス

 アートに取り組む就労継続支援B型事業所「ジーニアス」が1日、佐賀市鬼丸町に開設された。清掃などの仕事を提供しながら、美術や音楽など利用者のアート活動を支援する。

 スタッフは4人で、利用者の定員は20人。利用者は午前中に介護事業所の清掃やシーツ交換などの業務に従事し、午後は絵画や音楽などアート活動に携わる。障害のある利用者と雇用契約を結ばず就労してもらうB型事業所の形態を取る。

 佐賀県展の県知事賞や二科展デザイン部の奨励賞など美術の公募展で入賞を重ねる立石利宏さん(63)=佐賀市=がアート活動を支援する。立石さんは「“好き”な気持ちが見る人を感動させる」として、「それぞれの“好き”度を見極めながら、まずはアートを好きになってもらい楽しんでもらいたい」と話す。

 運営会社「すみなす」の社長で事業所の管理者を務める西村史彦さん(34)=同市=は「一般就労を目指す支援をベースに、良い作品を発表する場をつくって物販につなげるなど、収益化も支援して才能を生かす方策を考えたい」と意気込んでいる。問い合わせはジーニアスの西村さん、電話090(8220)5791。

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