「棚田」をテーマにした作品が並ぶ写真クラブ「睦互朗」写真展=佐賀市立図書館2階イベントホール

 県内の愛好家でつくる写真クラブ「睦互朗(むつごろう)」(18人)の写真展が、佐賀市立図書館で開かれている。30回の記念展のメインテーマは「棚田」で、棚田が見せる四季折々の表情を会員それぞれの視点で捉えている。9日まで。

 会員は50代から80代までベテランが中心で、それぞれ棚田1点、自由テーマ2点の計54点を出品している。

 棚田のうち、金山公子さん(佐賀市)の「朱に染まる」は、小城市の江里山の棚田で撮影した。色づき始めた稲穂と、真っ赤な彼岸花がコントラストを成している。柳木繁弘会長(佐賀市)の「燃える棚田」は、玄海町の普恩寺の棚田が夕日に染まる情景。水平線に接してだるま状にゆがみ始めた太陽と組み合わせた。

 自由テーマは動物や昆虫、風景写真などさまざま。杉谷正昭さん(佐賀市)の「攻防」は、伊万里市の神原八幡宮で開かれる奇祭「取り追う祭り」の一場面で、火の粉を浴びる男たちの高揚ぶりが伝わってくる。

 毎月の例会と、年2回の撮影旅行を通じてレベルアップを図ってきた。柳木会長は「クラブ発足から毎年欠かさず展覧会を開き、30回の節目を迎えられた。会員の力作を見てほしい」と話している。

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