地域の安全・安心のため、日々活動している消防団。県内20市町で活躍する若手団員に、入団のきっかけややりがいなどをお聞きします。今回は白石町消防団女性部の藤井翠さん(25)です。

救命措置、いざというとき生かせるように

女性部    藤井翠さん

藤井翠さん

昨年、職場(役場)の消防団担当者に声を掛けられて入団しました。女性消防団員はどんな活動をしているのか知りませんでしたが、活躍されている先輩方が職場にたくさんいるので一緒に頑張りたいと思いました。
 女性団員は、火災予防を呼びかける町内巡回、夏季訓練と出初め式への参加、消防学校での研修、町民の方を対象にした救命講習会の指導などがあります。訓練や研修では、仕事だけでは関わることがない、さまざまな職業の人たちと話ができる楽しさがあります。

白石町消防出初め式で整列する女性消防団員=2018年、白石町総合運動場

 これまでで印象深かったのは、救命講習で心肺蘇生法を学んだことです。消防団員の方から、家族が倒れた時に心臓マッサージと人工呼吸をして助かった話を聞いて、「いつどこで助けが必要な人と遭遇するか分からない。いざというときに1人でも多くの命を助けるために学んだことを生かせるようにしなければ」という思いを強くしました。
 昨年、県内で豪雨災害があり、町内でも浸水被害が出て避難所を開設しました。女性消防団が出動するような事態ではありませんでしたが、避難が長引くような場合には、女性団員だからこその細やかな支援ができます。「女性用トイレは使いやすいですか」「介助はいりませんか」などの声掛けをしたりして被災してきた方に寄り添いたいと思います。

 

先輩からメッセージ

女性部部長 西山里美さん

 

 かわいい外見と違い、ばりばり活動的です。活動には積極的に参加していますし、訓練では高い意識を持って臨んでいます。経験を積んで、いざというとき役立てるように頑張ってほしいですね。女性部は26人。年齢が上がってきましたが、若い人たちが増えてきているので今後地域のために活発な活動ができるようになると期待しており、藤井さんにはいろんなことにチャレンジして消防団を楽しみながら、女性部を引っ張ってほしいと思います。

 

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