地域の安全・安心のため、日々活動している消防団。県内20市町で活躍する若手団員に、入団のきっかけややりがいなどをお聞きします。今回は鹿島市消防団鹿島分団第4部の笠原翔太郎さん(25)です。

「考えて行動する」普段から実践したい

鹿島分団第4部    笠原翔太郎さん

 

 私が剣道を指導している子どもの保護者の馬場部長に誘われて、昨年4月に入団しました。自分を育ててくれた鹿島に恩返しをしたかったのと、消防団でのいろんな先輩との付き合いや経験は人間形成につながり自分の視野を広げてくれると思っていたので、二つ返事で受けました。友人も入団していたので、いつか声がかかるのではと心の準備もしていましたから。
 5月には初めてポンプ操作をしました。「落ち着いて周囲を見渡し、考えて行動をするように」という消防団員としての基本を教えてもらった言葉が印象に残りました。火災での出動は昨年12月。その日は休みで、サイレンを聞いて集合後、現場に向かいました。「単独行動をしてはいけない」と言われていたので、馬場部長の指示で待機しました。

文化財防火訓練で放水する鹿島市消防団員=2019年、鹿島市の常広城跡(北鹿島小学校)

 先輩たちからは「考えて行動するように」と常に言われているので、消防団活動に生かせるように普段の生活から実践して身につけたいと思っています。
 消防団は地元の行事やイベントでも活躍しています。花火大会では火の警戒をしたり、交通規制の手伝いをしたりして、地元のために頑張っています。入団していない人たちは、地元の消防団を見学しに行って、活動ぶりを見てほしいと思います。

 

先輩からメッセージ

鹿島分団第4部部長    馬場照夫さん

 

 剣道の指導ぶりや態度を見ていて「誠実で前向きな性格。消防団でも頑張ってもらえる」と感じて勧誘しました。辞令交付式では新入団員を代表して立派に宣誓をしました。明るい性格で場を和ませてくれるし、子どもたちの指導で得た人の痛みが分かる優しさも持っています。訓練や活動では常に真剣で、積極的な気持ちがあふれています。技術をしっかり身につけ、地域の皆さんの「頼れる存在」になってほしいと期待しています。

 

このエントリーをはてなブックマークに追加