男女別になっている学校の制服の問題からLGBT(性的少数者)と人権をテーマにしたシンポジウムが8日午後2時から、佐賀市中の小路の県弁護士会館で開かれる。県内の当事者と研究者、福岡県で制服の選択制導入の活動に携わった後藤富和弁護士を招き、多様性を認める社会のあり方を考える。入場無料。

 佐賀大学のLGBT支援サークルCARASS(カラス)の健崎まひろ代表、性的少数者の人権を研究する同大学教育学部の吉岡剛彦教授、後藤弁護士が登壇する。3人がそれぞれの活動を語り、参加者から集めた登壇者への質問に回答する。福岡市の警固中でPTA会長を務めていた後藤弁護士は、2018年から同校で運用されている制服の選択制導入に携わった。

 主催する県弁護士会憲法委員会の稲村蓉子弁護士は「制服は身近な人権問題。身の回りには当事者がいないという思い込みや無関心が、声を上げられない空気を作っているのではないか」と問題提起する。問い合わせは県弁護士会、電話0952(24)3411。

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