堀口さんが撮影したホタルイカモドキ科の仲間の幼体

色鮮やかなイカの写真が並んだ会場。左が水中カメラマンの堀口和重さん=唐津市呼子町の鯨組主中尾家屋敷

色鮮やかなイカの写真が並んだ会場=唐津市呼子町の鯨組主中尾家屋敷

静岡県の水中カメラマン堀口和重さん=唐津市呼子町の鯨組主中尾家屋敷

 真っ暗な海中に漂うイカの写真展が、唐津市呼子町の鯨組主中尾家屋敷で開かれている。オレンジや黄色、銀色など鮮やかな色をまとった姿を捉えている。9日まで。無料。

 静岡県の水中カメラマン堀口和重さん(33)が地元の海を中心に撮影したソデイカやユウレイイカなど、15種の写真20点を並べている。堀口さんは「食材ではない、普段見られないイカを見てほしい」と話す。

 ホタルイカモドキ科の仲間の幼体を撮影した作品は、半透明の体にオレンジのまだら模様がある。驚いたときなどに発色する「色素胞」と、身を隠すための「発光器」が斑点となって現れた瞬間を切り取った。大きな目玉が銀色に光っている。

 会場には、堀口さんが使っているカメラ2台も展示する。1台の重さが8キロあり、暗い海中で撮影するために光を当てる装置も備える。

 作品を見ていた長崎市の自営業高島秀平さん(32)は「イカにいろんな色彩があって驚いた」と見入っていた。

 呼子町青年団が主催した。9日午後2時からは、堀口さんによるギャラリートークもある。

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