住民たちが次々に出演し、ピアノの音色を響かせたミニコンサート=小城市の牛津まちなか交流館CONE(コンネ)

ピアニストの吉富久美子さんも出演。会場のリクエストにも応じて多彩な曲や歌を届けた=小城市の牛津まちなか交流館CONE(コンネ)

 小城市牛津町の交流施設で2日、ピアノのミニコンサートが開かれた。2年前に急逝した女性の遺族から贈られたピアノで、住民たちが感謝を込めて温かい音色を響かせた。

 ピアノの持ち主だったのは、武雄市の市民合唱団などで活動してきた城野恭子さん(享年54)。交流施設を活用する住民グループが昨年末、地域に役立ててほしいという鹿島市の遺族の願いを受けて譲り受け、市民の交流のきっかけにと、初めての演奏会を開いた。

 城野さんの知人で、ピアノ寄贈の仲介役になった佐賀市のピアニスト吉富久美子さん(71)や町内のピアノ講師、牛津中の生徒たちが順番に弾いた。会場のリクエストに応じて歌やフルートも演奏され、老若男女約100人が曲に合わせて歌詞を口ずさんだ。

 交流施設は商店街の靴屋跡で、地元のまちづくり会社が「牛津まちなか交流館CONE(コンネ)」として運営、市民に開放している。3月22日にも住民を招き、演奏会が開かれる。

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